イコットは児童養護施設を退所後の子たちへのアフターケアとして、同じ施設の子と同じ施設の先生を繋ぐ、食事の場所を提供しています。

退所後も安心できる居場所が社会の中にあるんだ。あなたは独りじゃないよ。卒業後もそう実感し続けて欲しい。という想いから始めました。

また施設の先生方も勤務時間外に、ご自身で費用を負担して子供たちを食事に誘って話を聞いてあげていた事も有ったそうです。

イコットは子どもたちの居場所をつくるだけでなく、先生の負担も軽減しながら、更にもし何か子どもたちが困ったことがあった時に、頼れる人、団体を紹介できる入り口にもなる。そんな役割が果たせればと思っています。

まず最初に長田こどもホームと協力してイコットは始まりました。市内の他の児童養護施設でもそれぞれのイコットができるように活動を広げて行きたいと思っています。

また居場所づくりだけでなく、生活支援の団体さんとも協力しながら、社会的支援に繋げる入り口になれるよう関係先を増やしていきたいと思っています。