各施設紹介

長田こどもホーム

園長先生の思い

施設職員にとって、ホームを巣立った子への支援は『したいけど、なかなか時間が取れなくて…』など、後回しになってしまう事が多くあります。

また、卒園生も、職員が忙しい事を知っている為『(忙しい中、自分のために時間を使ってもらうと)今の施設の子に悪い…』なんて気を遣って連絡してこれない…なんて事もあるようです。

そんな中、毎月必ず1回、決まった日時(例えば 当施設は第3金曜日 19時~)に開催され、卒園生と食事しながら話ができる場所があるのは、職員はもちろん卒園生にとっても、嬉しい事です。

電話では言いにくい…、わざわざ呼び出してまで…など悩みを聴いて欲しい時…

また、社会に出て孤独感に押し潰されそうな時…。

孤独なんかじゃなく、繋がっている事を実感できる場として…そして、難しい話や悩み事はひとまず保留して、食べて飲んで楽しく幸せな空間を共有できる所。

『イコットがあるから、1カ月頑張れるねん!』オーバーに聞こえますが、コレは卒園生の実際の呟きなんです…。

『イコット』が、卒園生・職員にとってそういった存在として続いて欲しいと思っています。